ブートローダインストール

Red Hat Linux 7.2では新規にGRUBをRed Hat Linux起動のためのソフトウェアブートローダとして採用しています。またGRUBはWindows 9xのような他のオペレーティングシステムを起動することもできます。ここではどのようにブートローダを設定したいか(またGRUBとLILOのどちらを使用するか)尋ねられます。

まずインストールするブートローダを選択して下さい。もしGRUBの代りに旧式のブートローダLILOを使いたいなら選択します。ブートローダをインストールしないなら、ブートディスクを作成するか、Red Hat Linuxシステムを他の方法で起動できるようにしておいて下さい。

ブートローダをインストールする場合はどこにインストールするか選択します。システムでRed Hat Linuxだけを使用しているならマスタブートレコード(MBR)にインストールするべきです。Win95/98とRed Hat Linuxの両方を単一のディスク上で使用している場合も、ブートローダをMBRにインストールするべきです。

Windows NTを使用していてブートローダをインストールしたいならブートパーティションの最初のセクタ上にインストールするように選択して下さい。

デフォルトオプションをブートコマンドに追加したいなら、それらをカーネルパラメータフィールドに入力します。入力したオプションは毎回の起動時にLinuxカーネルに渡されます。

デフォルトブートイメージを選択することができます。すなわち、どのOSを起動するか選択できます。求めるパーティションを選択し、[デフォルトブートイメージ]をデフォルト起動OSとして選択します。デフォルトブートイメージを選択しない限りインストール作業を先に進めることはできません。

ブートラベル:画面下部 ([ブートラベル:] の下) にブート可能なすべてのパーティションがブートラベルとともに表示されます。他のオペレーティングシステムが使用するパーティションも含まれます。別のパーティションのブートラベルを追加したり、既存のブートラベルを変更したい場合は、パーティションをクリックして選択します。選択したパーティションの上に表示される [ブートラベル:] フィールドで、ブートラベルを変更できます。